田舎に引っ越したい気持ちはあるのに、仕事が見つかるのかが心配で一歩が踏み出せないといった人は少なからずいるでしょう。
確かにスーツを着て取引先の会社に行き何億もの商談をまとめたり、大きな部屋で部下たちに指示を出したりという仕事はないかもしれません。しかし自分や家族が食べていけるだけの収入を得られれば良いのなら、田舎でも簡単に仕事は見つかります。
例えば農業がその一つで、最近では深刻な人手不足のため年齢や性別、さらに経験など関係なく雇ってもらえる確率が高いです。
他にも自分で農業を始めてみるという方法があります。幸い田舎では土地が余っていることが多く、役所で手続きをすれば格安で借りられます。それからトラクターやビニールハウスなどを使わないのであったり、ある程度の規模によりますが、数百万円ほどの費用で始めることが可能です。
さらにもっと初期投資を抑えたいなら、農業を継承する方法も検討しておきましょう。田舎の場所によっては若い人がどんどん都会に流出してしまい、後継者がおらす困っている農家が多くあります。そのようなところで従業員として働かせてもらっていると、将来的に農業を引き継がせてくれるケースは珍しくありません。
しかもこの方法であれば、働きながら農業のノウハウを学ばせてもらえる上に、給料が支給されるのです。そのため仮に農家を継承できなかったとしても、それまでに貯めた資金と身につけた知識と技術で独立できる可能性があります。